昨今の食べ物に必ずついてくるのは、「添加物」という存在です。
最近では食べ物でなくても、化粧品などにも「無添加」という言葉が使われるまでになりました。
しかし、私たちは「添加物=悪いもの」という認識をしてはいないでしょうか?
食品に対する情報表示が詳細になり、スーパーマーケットなどでも原材料を確認して購入する、という光景も珍しくはなくなりました。
その時に、「添加物が入っているから買わない」と言ったり、「無添加と書いているから安心」といって購入する人も良く見られるようになりました。
その行為自体が全て間違っている、ということはありませんが、少々極端になっている気もします。
そもそも添加物というのは、一口に言ってもさまざまな種類に分かれます。
まずはよく知られている甘味料や着色料、香料などのほか、保存料や酸化防止剤なども挙げられます。
これらは、食品を商品として販売する上で、見栄えを良くしたり、風味付けに使用されるほか、長期間の保存を可能にすることで、商品自体の廃棄率を下げる目的があります。
特に保存料や酸化防止剤は、食品にとっては今やなくてはならない存在となっており、その商品をできるだけ変質させずに保存するために利用されています。
また、食品添加物は大きく分けて天然と化学合成に分類されます。
しかし、「天然なら安心」「化学合成は危険」と言い切ることはできません。
たとえば、豆腐は多くの人が口にし、どこでも目にする食材ですが、豆腐を作る上で欠かせない「にがり」も添加物です。
豆腐以外にもさまざまな食品は添加物で成り立っているとも言えます。
その一方で、一つの添加物による体調不良を訴える人も多くいます。
そのため、「添加物」を敵視するのではなく、その添加物が具体的にはどういうものなのかを知ることが大切です。